6.1　法人契約を対象とした生命保険商品概要

6.　法人契約の対象商品

法人契約では、終身保険はありません。
個人契約では、もっとも加入者が多いのは終身保険ですから、ここは大きく違います。

なぜなら、法人契約は、社長や役員、社員を被保険者としますが、天寿を全うするまで会社に居続けるということが想定されないからです。
期間が定められたタイプである、定期保険、養老保険、医療保険のみになります。

とはいっても、各生命保険会社は工夫によって、終身保険の代わりになる保険商品を販売しています。

長期平準定期保険や逓増定期保険は、終身保険と遜色ないプランです。

法人向けの保険商品は、各社とも次のようなラインナップです。

定期保険	半分損金可能で実質100以上戻り可能な「長期平準定期保険」半分損金可能で実質100以上戻り可能な「逓増定期保険」全額損金となる「定期保険」
養老保険	半分損金可能で満期金も受け取れる「養老保険」全額損金できる定期特約を付加した「定期付養老保険」
医療保険	全額損金となる「定期保険」

それぞれの商品の特徴や上手な活用法は、個別説明記事で説明します。

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