2.1 生命保険のしくみ

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2. 生命保険のしくみと種類

2.1 生命保険のしくみ

生命保険契約は、「主契約」と「特約」の組み合わせで出来上がっています。
主契約というのは、終身保険、養老保険、定期保険といった契約の中心となるものです。

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長期平準定期保険活用法
終身保険 終身保険は、保険期間が一生涯、つまり死亡するまで続く保険です。
解約返戻金は比較的高く貯蓄性もあります。保険料は比較的高くなります。
養老保険 養老保険は、保険期間が一定期間に定められた保険で、かつ満期には保険金が受け取れる保険です。
例えば、5年間、60歳までなど期間を決めて契約します。貯蓄性が高いため、保険料は最も高くなります。
定期保険 定期保険は、保険期間が一定期間に定められた保険ですが、死亡保障のみで満期に保険金が受け取れることはありません。
いわゆる「掛け捨て」タイプで貯蓄性はありません。 保険料は安いので、死亡保障を大きくしたい場合には適しています。

特約というのは、定期特約や入院特約、ガン特約といったおなじみのものから、一定期間毎に給付が受けられるもの、女性疾病特約など、各社からさまざまな種類の特約が提供されています。自分のニーズにあった特約から保険会社を選ぶという方法も賢い方法です。
なお特約のみの契約はできず、特約の期間は主契約の期間を超えることはできません。

コーヒーブレイク 世界の変な保険
「宇宙人誘拐保険」イギリス
GRIPという名の保険会社は「宇宙人誘拐保険」を発売していました。
宇宙人に誘拐された、食べられた、妊娠させられた場合などに保険が支払われるもので、掛金150ポンド以下で、保険金が100万ポンド以上と非常に高額なため、2万人以上の加入者がいたそうです。
話題作りかもしれませんが、1度だけ「40分UFOにさらわれた」という人に補償金が支払われたことがあるそうです。
なおこの会社は幽霊や怪物に関する保険も販売していたそうです。
これら変わった保険は廃止されています。

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